ユーザー車検で落ちた場合でも、ほとんどは当日中に再検査が可能です。
実は、ユーザー車検は一度不合格になっても「すぐ終わり」ではありません。不合格になった箇所だけ直せば、再検査で合格できるケースがほとんどです。
ただし、
- どこを直せばいいのか分からない
- その日に再検査できるのか不安
- 追加費用はいくらかかるのか知りたい
と悩む方が多いのも事実です。
この記事では、現役整備士の視点から
- ユーザー車検で落ちたときの正しい対処法
- 再検査の流れとルール
- よくある不合格原因とその対策
をわかりやすく解説します。
ユーザー車検で落ちたらどうする?【結論】
まず結論からお伝えします。
- 多くの場合、その日のうちに再検査が可能
- 不合格になった箇所だけを修理すればOK
- 軽微な不具合ならその場で対応できるケースも多い
つまり、ユーザー車検は「1回落ちたら終わり」ではなく、修正して再チャレンジできる仕組みになっています。
実際の現場では
- 不合格になる
- テスター屋や近隣で調整・修理
- 再度ラインに並ぶ
- 合格
という流れが一般的です。
ユーザー車検の再検査の流れとルール
「全部やり直しになるの?」と不安になる方も多いですが、実際は違います。
- 15日以内であれば不合格箇所のみ再検査でOK
- 15日を過ぎると最初からやり直し
また、
- 当日中の再検査 → 無料
- 日をまたぐ → 再検査料が発生
となるため、できるだけ当日中に対応するのが理想です。
その日に再検査できるケース
- 午前中に落ちた → 午後に再検査可能
- 軽微な整備(バルブ交換など) → その場対応
特に電球切れや光軸ズレなどは、その日のうちに解決できることがほとんどです。実際に私も持ち込みした時は万が一に備えて、工具とストップランプ球やナンバー灯などを持って行くようにしています。
再検査にかかる費用
- 当日再検査 → 無料
- 再来場 → 数百円〜数千円程度
ただし、修理費用は別途かかるため注意が必要です。ちなみに当日中の再検査は、初回含めて最大3回まで受けることができます。
ユーザー車検でよくある不合格ポイント
ここからは、実際に多い原因を紹介します。
| ヘッドライト(光軸・光量) | 一番多い落とし穴。光軸がズレていたり、ライトが暗いと不合格になります。 |
|---|---|
| ブレーキの効き具合 | 車検場のブレーキテスターで数値が基準に満たないとNG。 |
| タイヤの状態 | 溝が1.6mm未満、ひび割れや劣化も不合格。 |
| 小物類 | 発炎筒の期限切れ、ワイパーゴムの劣化、ウォッシャー液切れなど。 |
特に ヘッドライトの光軸 はDIYで調整が難しいため、車検前に「前検査(テスター屋)」を利用してチェックしておくのがおすすめです。
テスター屋は車検場の敷地内や近隣にあり、数千円程度で光軸の調整や光量チェックを行ってくれます。これにより、本番で不合格になるリスクを大幅に減らせます。
実際にあったユーザー車検の失敗談
ここで、実際にあったケースを紹介します。
ヘッドライトの光量不足で再検査
仲の良い修理工場の方の話ですが、持ち込み車検でヘッドライトが暗く不合格になったケースがありました。
対処としては、
- ヘッドライトレンズを磨く
- バルブを新品に交換
で合格できましたが、それでも光量が足りなければライト本体(ASSY)の交換が必要になることも。
プロ目線のアドバイス
光軸や光量はDIYでの調整が難しいので、前検査を活用して事前にチェックしておくと安心です。
トラックで急なランプ切れ
別のケースでは、トラックをラインに並べている最中にストップランプが突然切れてしまい不合格。
しかし、この方はあらかじめスペアのバルブを持っていたため、その場で交換して合格しました。
ポイント
車検時はストップランプやウィンカーなどのバルブを予備で持参しておくと、突発的なトラブルにも対応可能です。
どうしても不安な人へ(重要)
実際、ユーザー車検に慣れている方でも、事前に整備工場で点検を受けてから持ち込むケースは多いです。
私のお客様でも、毎回ユーザー車検を通している方がいますが、必ず事前に工場で点検を受けてから車検場へ行っています。
この方法なら、
- 不合格リスクを大幅に減らせる
- 必要な整備だけに絞れる
- 結果的に費用も抑えやすい
完全に自分だけで挑戦するのは不安という方は、「工場点検+ユーザー車検」のハイブリッド方式がおすすめです。
正直、「やっぱり業者に任せたほうがいいかも…」と感じる方はかなり多いのが実情です。
この時点で不安を感じているなら、無理にユーザー車検にこだわる必要はありません。
中途半端な状態で持ち込むと、再検査や追加整備で結果的に高くつくケースもあります。
実際、同じ車検内容でも
- 2〜3万円以上の差が出ることもある
- 不要な整備を提案されるケースもある
ため、「どこに出すか」で総額が大きく変わります。
特にユーザー車検で一度不合格になった方は、最初から業者に任せた方がトータルで安くなるケースも少なくありません。
だからこそ、いきなり1社に決めるのではなく、事前に相場を把握しておくことが重要です。
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FAQ例
- ユーザー車検に落ちたらその日はもう無理?
-
いいえ、多くの場合は当日中に再検査できます。
不合格箇所を修理すれば、そのまま再度検査ラインに並ぶことが可能です。 - どこで修理すればいいの?
-
車検場近くのテスター屋や整備工場で対応できます。軽微な内容ならその場で直せるケースも多いです。
- その場で直せない場合はどうなる?
-
15日以内であれば、不合格箇所のみの再検査でOKです。焦らず修理してから再挑戦できます。
- 不安だから業者に任せてもいい?
-
もちろん可能です。
その場合は、複数の業者を比較してから依頼すると費用を抑えられます。
今回はユーザー車検の不合格についての基準を解説しました。
「そもそも車検費用はいくらかかるの?」という全体像はこちらで整理しています。
→車検はいくらかかる?費用相場と内訳をわかりやすく解説
まとめ|安さだけでなく安全性も意識して
ユーザー車検は費用を抑えられる便利な制度ですが、準備不足だと不合格のリスクがあります。
実際、ユーザー車検で不合格になったあとに整備を依頼すると、結果的に通常の車検より高くなってしまうケースもあります。
同じ整備内容でも工場によって見積もりや対応が変わるため、費用に2〜3万円以上の差が出ることも珍しくありません。
無駄な出費や二度手間を防ぎたい方は、事前に複数の店舗を比較しておくと安心です。
(相場を知るだけでも判断しやすくなります)
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- ライトは落とされやすい → 前検査(テスター屋)で確認
- スペアバルブなどを持参しておくと安心
- 再検査は15日以内なら不合格箇所だけでOK
- 不安なら「工場点検+ユーザー車検」の方法も有効
節約と安全のバランスを意識して、ユーザー車検に挑戦してみてください。
車検費用に不安がある方は、事前に見積もりを比較しておくと安心です。
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※本記事は、指定整備工場での実務経験をもとに執筆しています。
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