車検に落ちないためのDIY点検10項目|自分でできるチェックポイント

目次

はじめに|車検は「通すだけ」じゃもったいない!

「そろそろ車検だけど、整備ってプロに任せるもの?」
「DIYでできるところだけでもやってみたい!」

そんな風に考えているあなたへ。車検は安全のための大切なチェックですが、実は初心者でも対処できる通らない原因がけっこうあります。
この記事では、業界歴17年、整備士歴9年の私が【DIY初心者が押さえるべきチェックポイント10選】を解説します。

車検で見られるポイントって何?ざっくり全体像

  • ブレーキ・ハンドル・足まわり
  • ライト類(光量・色・点灯)
  • タイヤ(溝・サイズ・劣化)
  • 排気ガス(白煙・黒煙・濃度)
  • 保安部品(ワイパー、ウィンカー、ホーンなど)

これらの中でも、DIYで対応できる部分とそうでない部分があるので、まずは「自分でできるポイント」に集中しましょう。

上記の項目のうち、ライト類ワイパータイヤの状態確認などは、DIY初心者でも比較的対応しやすいポイントです。こうしたチェックや軽作業を自分でDIYで行う場合、ラチェットやソケットなどの基本的な工具があると作業がスムーズです。

初心者向けに、車検前のDIY整備で使いやすい工具セットを別記事でまとめています。

DIY整備で対応しやすいチェック項目【10選】

① ライト類の点灯・光軸チェック

  • ヘッドライト、ブレーキランプ、ウィンカー
  • よくあるNG:球切れ、LED化による基準外、光軸ズレ
  • スマホアプリ「Beam Pattern Checker」も便利!

② ワイパーとウォッシャー

  • ワイパーゴムの劣化(スジ残り・音がうるさい)
  • ウォッシャー液が出ない → 詰まりやモーター不良

③ タイヤの溝・ひび割れ

  • 溝1.6mm未満はNG、スリップサインの位置も確認
  • タイヤのひび・硬化もチェック(特に4年以上使用)

④ ブレーキランプの点灯

  • ペダルを踏んだとき、左右とも点灯しているか
  • DIYでも点灯確認は可能(家族やスマホカメラを活用)

⑤ マフラーと排気音

  • 社外マフラーは音量注意(加速騒音規制)
  • 固定のガタつき・排気漏れもNG対象

⑥ サイドスリップとステアリング

  • DIYでは難しいが、「まっすぐ走るか」で簡易確認
  • 前輪をジャッキアップ→揺すってガタがないか確認

⑦ ホーン、ハザード、ウィンカー

  • ホーンは押したときにすぐ鳴るか
  • ウィンカーの点滅スピードが適正か

⑧ 車幅灯(スモール)とナンバー灯

  • 夜間の視認性に関わる、球切れチェック必須

⑨ OBD2診断でエラー確認(可能なら)

  • エンジンチェックランプが点灯しているとNG
  • Bluetooth接続のOBD2スキャナでスマホ確認が可能!

⑩ 下回りのサビ・腐食

  • DIYでは洗車時などに確認、ジャッキアップ不要でも覗くだけでOKな範囲あり

DIY整備初心者におすすめの具体ツール

ツール名用途備考
トルクレンチホイールの締め付け確認車載レンチではNG。規定トルクで
OBD2スキャナ(例:FIXD、Autophix)エンジン診断・エラーコード確認Bluetooth対応+スマホ連携タイプが便利
ワイパーゴム拭き取り不良は即交換メーカー適合表で確認可能
光軸チェッカーアプリヘッドライト調整補助実測には向かないが、目安確認に有効
点検ミラー&LEDライト下回り・ブッシュ点検車の下を見る用のコンパクト工具
タイヤ溝ゲージスリップサイン確認100均・カー用品店でも入手可
メンテナンスノート整備記録の自作帳車検のたびに振り返る「整備ログ」に最適

オリジナルのメンテナンスノートを作成してみました。

「整備チェックシート(A4版)」はこちらから無料ダウンロードできます。

自分でやる整備は“ここまで”でOK!

DIYで対応できる整備は「確認・交換・記録」まで。
もし不安があるなら、無理せずプロに相談しましょう。

「整備を知ること」で、車検も怖くなくなる!
自分の車の状態を理解して、車検をスムーズに通しましょう!

今回は車検に落ちないためのDIY点検10項目についての解説ですが、車検費用の全体像を把握したい方はこちら
車検はいくらかかる?費用相場と内訳をわかりやすく解説

まとめ|車検は「知ってるだけ」で落ちるリスクが激減!

  • よくある不合格ポイントを知れば対処できる
  • DIYでできる整備を少しずつ覚えると、費用も安心感も◎
  • 整備は“プロだけのもの”じゃない!

車検に通すことが目的になりがちですが、本来は「自分と家族、周りの人を守る」ための安全確認です。

整備士の目線から見ても、点検の基本を知っているオーナーさんはトラブルに強く、安全意識も高いと感じます。DIY整備の一歩は、そうした意識づくりにもつながります。

※本記事は、指定整備工場での実務経験をもとに執筆しています。

関連記事

車検前にやっておくべきセルフチェック7選|初心者でもできる確認ポイント

ユーザー車検で落ちたらどうする?再検査の流れと合格する対処法【現役整備士解説】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして、じゅきたです。
自動車整備士(2級整備士・検査員)として、指定整備工場で車検整備や一般整備に携わっています。

これまで某ディーラーで8年間営業を経験し、現在は指定整備工場で9年間、整備とお客様対応の両方に携わってきました。

車を販売する側、整備する側の両方を経験してきたからこそ、

・本当に必要な整備なのか
・中古車はどこを見るべきなのか
・DIYで対応できる範囲はどこまでか

など、現場目線とユーザー目線の両方から情報を発信しています。

現在も9年目のコンパクトカーに乗り続け、日々のメンテナンスや実際に経験したトラブルも含め、現場で得た知識と合わせて記事にしています。

このブログでは、車検・整備・中古車選び・冬道対策など、車に詳しくない方でも判断できる情報を中心に発信しています。

「整備士に聞くほどではないけど不安」
「できることは自分で挑戦したい」

そんな方が安心して車と付き合うための判断材料になるブログを目指しています。

コメント

コメント一覧 (7件)

コメントする

CAPTCHA


目次