こんにちは、じゅきたです。
僕は自動車整備士としてフルタイムで働きながら、二児の父として育児にも積極的に関わり、趣味のキャンプや車いじりも続けています。
「仕事と家庭で手一杯…趣味を楽しむ余裕なんてない」そんな風に感じているパパに向けて、僕がどのように時間をやりくりしているのか、リアルな生活と工夫をお届けします。
仕事、育児、趣味。それぞれに時間もエネルギーも必要ですが、すべてを「自分らしく楽しむ」ために、日々試行錯誤しています。
この記事では、整備士のリアルなスケジュールの中で、どうやって家族との時間や趣味の時間をつくっているのか私の生活スケジュールをご紹介したいと思います。
整備士の仕事は定時でもハード。時間と体力の壁
勤務時間は8:30〜17:30。日曜祝日休み、土曜は月1〜2回休み
僕の勤務先は比較的ホワイトな方で、基本的には8:30〜17:30勤務。残業はそこまで多くありません。
ただ、土曜も出勤がある週が多く、日曜祝日が唯一の確実な休み。完全週休二日ではないため、体の疲れが抜けにくいのが正直なところです。
肉体労働で疲労感は常に蓄積
整備士の仕事は想像以上に体力勝負です。1日中立ちっぱなしで重い工具や部品を扱い、夏場はピット内の蒸し暑さで作業着の中まで汗でびっしょり。
仕事が終わるころにはクタクタ。でも、帰宅後すぐに家事と育児のタスクがスタートします。
平日のリアルなスケジュール。朝も帰宅後も“フル稼働”
朝のルーティン:2人の子どもの送迎からスタート
- 6:00頃起床
- 朝食と子どもの支度をサポート
- 7:40までに長女(小5)を登校班の集合場所へ送る
- その後、長男(保育園年長)の登園
- 8:30には仕事スタート
毎朝、出勤前に子ども2人をそれぞれ送り出すだけでもバタバタです。長女&長男がよく寝坊するので、スケジュールがギリギリになることもしばしば…。
仕事終わりから寝るまで:家事と育児は“チーム戦”
- 17:30退勤後、長男を迎えに保育園へ
- 帰宅後、すぐに夕飯作り(この日はカレー、次の日は炒め物など時短メニュー)
- 妻が下の子をお風呂に入れる間に調理
- 子どもたちの入浴が終わるタイミングで夕食が完成
- 夕食後、自分の使った食器類は自分で洗い
- 最後にお風呂へ
毎日この流れで、家に帰っても座る時間はほぼなし。でも「自分の役割」として自然に馴染んでいます。夕食は動画を見ながら、またはお酒を飲みながら作っていることもあり、楽しみながらできています。
我が家は以前は分担制にしていたんですが、お互いにイライラしていて喧嘩の回数が多かったです。「掃除はあなたの仕事なのに」「洗濯なんで溜めるの」なんて言い合いが日常茶飯事。
今のやり方にしてからは以前に比べてお互いに思いやりと心の余裕を持てているように感じます。
我が家の平日のスケジュールと分担をまとめてみました。皆さんのご家庭と比べてどうでしょうか?
時間帯 | タスク内容 | 担当者 |
---|---|---|
06:00–06:30 | 起床・身支度 | 自分 |
06:30–07:00 | 朝食・子どもの準備 | 自分・妻 |
07:00–07:40 | 朝食・長女を集合場所へ送迎 | 自分 |
07:40–08:30 | 長男登園→出勤 | 自分 |
08:30–17:30 | 整備士の仕事 | 自分 |
17:30–18:00 | 長男を迎えに保育園へ | 自分 |
18:00–19:00 | 夕飯作り | 自分 |
19:00–19:30 | みんなで入浴→夕食 | 妻 |
19:30–20:00 | 食器洗い | 自分・妻 |
20:00–20:30 | 自分の入浴 | 自分 |
20:30〜 | 自由時間 | 全員 |
21:30~ | 明日の準備・洗濯物たたむ | 自分・妻 |
22:00~ | 子ども寝かしつけ→就寝 | 自分・妻 |
キャンプは家族の絆を深める最高の時間
月1回のキャンプで、非日常を味わう
仕事と育児に追われる日々の中でも、月1回はキャンプに行くようにしています。
土曜休みが月に1〜2回あるので、そのタイミングで連休を利用しキャンプに行くようにしています。天気が悪かったり、地域行事などでいけない時もありますが、そんな時は庭でバーベキューをしたり、キッチンでメスティン調理をしたりして気分転換をするようにしています。
忙しくてキャンプに行けない時は部屋でテントをだして、寝袋を広げて寝るだけでも良いんです。そうすると、秘密基地みたいで勝手に子供たちが寄ってきます(笑)。楽な気持ちでキャンプを楽しみましょう。
ミニマルキャンプで「準備も片付けも簡単」に
キャンプを継続するには「準備と片付けをいかに楽にするか」が重要です。
僕が心がけているのは以下のスタイル。
- メスティン+固形燃料の簡単調理
- テントは設営10分以内のもの(またはワンタッチタイプ)
- 焚き火なし、LEDランタンで済ませる日も
- 洗い物を減らす使い捨てグッズも活用
これで「行きたいと思ったらすぐ行けるキャンプ」が実現できます。
また、常に使うキャンプ道具はバッグやケースに収納し、思い立ったらすぐ車に積み込めるようにしておくと楽です。私は今まで試行錯誤した結果、メインで使用するものはキャリーケースに収納、子供とキャンプに行くとき用の追加装備はバッグに収納しています。
子どもと自然の中で過ごす時間は格別
子どもたちが自然の中で自由に遊び、料理を手伝い、一緒に散歩をし、テントでごろごろしていると自然と会話も増えます。
キャンプ中は日常では見られない表情や成長に気づけるのが、パパとして一番うれしい瞬間です。
ちなみにママは虫&アウトドアが苦手。なので僕が子供とキャンプに出かける時は、ママには気分転換してもらっています。
家事・育児は「チームで回す」リアルな分担のカタチ
家事は「役割制」でうまく回す
我が家は共働き家庭で、忙しいときは自分がもう一人欲しいと思ってしまいますよね。結婚10年目の我が家も試行錯誤の末、「分担」よりも「チームプレイ」で家事を回すほうがうまくいくと実感しています。
我が家では、夕飯作りと洗い物は僕の担当。妻はその間に下の子をお風呂に入れたり、明日の準備を進めたり。
- 料理:僕(平日は時短メニュー中心)
- 洗い物:自分で食べた分は自分で
- お風呂:妻が下の子を担当、長女は自分で
- ゴミ出し・掃除:ゴミ出しはできる人、掃除は週末分担
**「手伝う」ではなく「チームで回す」**という意識で、どちらか一方に負担が偏らないようにしています。
コミュニケーションと小さな感謝がカギ
2〜3週間に1回は、夫婦で「最近どう?」「どこか無理してない?」といったミニ会議を開いています。
また、「ごはん作ってくれてありがとう」「迎え行ってくれて助かった」と日々の小さな感謝を言葉にすることで、お互いの気持ちも穏やかになります。
忙しいからこそ、趣味を持つ意味がある
仕事も家事も育児も、正直めちゃくちゃ忙しいです。でも、だからこそ僕はキャンプや車整備といった趣味を手放したくない。
- 疲れた体を癒す時間
- 子どもたちと遊びながら絆を深める時間
- 自分を取り戻すリセット時間
これがあるから、また仕事も頑張れるんです。
まとめ:すべてを完璧にやろうとしないことがコツ
- 整備士の仕事は時間と体力の両方がきつい
- それでも家事と育児に参加するには「役割制」と「工夫」が必要
- キャンプで非日常を楽しみ、家族の絆を深める
- 小さな感謝とコミュニケーションが夫婦関係を円滑に保つ
- 自分の「やりたいこと」をあきらめず、形を変えてでも続ける
完璧を目指すより、少しずつ、自分たちなりのバランスを見つけていくことが一番のコツです。
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